たけのやま歯科院長の山田です。
本日は岡山より岡崎好秀先生をお招きして、第6回以心塾
「泣きの予防も予防のひとつ!子どもを泣かせない裏ワザ」
を開催しました!
当院にもお子さんはたくさんみえますが、
その歯を、健康を守り育てるために大切なのは、
継続的にしっかりと診させていただくこと。
ただ単にむし歯を削って詰めるだけでは
そもそものむし歯の原因が変わらないので、
結局はもっと悪い状況を招くだけ、という可能性が高いです。
もちろん治療は大切ですが、
嫌がるのを無理矢理行ってしまっては、歯医者嫌いにさせてしまうだけ。
岡崎先生のお言葉で言えば「子どものこころに借金をつくる」ことになってしまいます。
次第に歯科から足が遠のき、受けるべきケアが受けられなくなってしまいます。
当院では、なるべくお子さんには笑顔でお帰りいただけるように心がけています。
これを「子どものこころに貯金をする」と表現されていらっしゃいました。
とても素敵な言葉ですね。
私たち医療者とお子さんの間に信頼関係を築くことこそが、
そこから始まる治療、そして予防へとつながり、より健やかな未来へと続くのです。
当院へいらっしゃるお父様、お母様へのお願いです。
「言うこと聞かないと歯医者さんに連れて行くよ!」
とか、
「痛くしてもらうよ!」
というような表現はしないでくださいね。
私たち歯科医療者は、お子さんの歯をより良い状態に導く「味方」でありたいのです。
ぜひ、
「歯医者さんでピッカピカの歯にしてもらおうね!」
というようなお声がけをしてあげてください。
そして上手にできたら、思いっきりほめてあげてくださいね!
今のお子さまの笑顔が、未来のお子さまの笑顔へとつながるのです。