月別アーカイブ: 2014年10月

今日はハロウィン!

たけのやま歯科院長の山田です。

今日はハロウィンですね!
ご案内が直前になってしまったにもかかわらず、
たくさんの方が遊びにきてくださりました。

こちらはド●ルドダッグちゃん。
ハロウィン1
なんてキュートな・・・。

ほかにも、ネコちゃんや・・・
ハロウィン2

かぼちゃくん・・・。
ハロウィン3
シュール。

そして、ご家族で本気コスプレをしてくださった方も!
ハロウィン4
すごいですね。
カウンセリングルームでデータ入力をしていたら、
スパ●ダーマンに襲われました(笑)

来てくれたお子さんも楽しそうでしたし、
私たちも楽しかったです!
来年はさらに心して準備をしたいと思います。

次はクリスマスですね。
クリスマスは本気でいきたいと思います・・・。
またみんなで楽しみましょう!

※写真は患者さんの許可をいただいて掲載しております。

衛生士募集!& NHK「プロフェッショナル」

たけのやま歯科院長の山田です。

昨日の「プロフェッショナル 仕事の流儀」、観られましたか?

日本の予防歯科の開拓者、山形県の熊谷崇先生が出演されました。
むし歯だらけの時代から悩み、信念を貫き、予防型歯科医院のひとつの形を作り上げた素晴らしい先生です。
私も今まさに悩みながら、しかし曲げずに、
竹の山の地域に合った形でいかに皆さんの歯を守り育てていくかを考えながら日々診療をしていますので、
大変共感しました。

人気のある番組ですから、たくさんの人に観ていただけているといいですね。
見逃された方は、10月31日(金)午前0時40分~午前1時28分にNHK総合にて再放送がされるようですので、
ぜひご覧ください!

さて、先週末のグンナー教授の講演会、
そして昨日の「プロフェッショナル」と、
予防歯科の実践にますます熱の入るたけのやま歯科ですが、
このたび歯科衛生士さんの募集を開始いたしました!

当院の「みなさんの歯を守り育てる」という使命に共感していただける方、
お子さん好きな方、お話好きな方!
ぜひ一度お話をお聞かせください!!!

私たちと一緒に、みなさんの歯を守り育てましょう!

グンナー・ダレン教授講演会

たけのやま歯科院長の山田です。

今週末は東京で行われた、イエテボリ大学の細菌学教授
グンナー・ダレン先生の講演会に参加してきました!
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私たちが主に扱う疾患は、むし歯と歯周病。
そのどちらもが、細菌によるものです。

細菌学からみたむし歯と歯周病はとても興味深い内容でした。

むし歯のなりやすさの遺伝が細菌学から説明できること、
日本でしばしば話題になる、
歯周病に対する抗菌薬やうがい薬等の問題点もはっきりと証明できることなど。

たまたま持参した論文がちょうど講演の内容に深く関わるもので、
教授にお見せしたら直に解説をしていただけました。
サインももらいました(笑)
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タイ北部のいわば辺境の地の集落の人々は、
フッ化物(フッ素)もなければ、歯ブラシもない環境で生活しています。
でもそこの人々にはむし歯が非常に少ないのです。
なぜかというと、「砂糖もないから」なのだそうです。
砂糖が細菌に与える影響はそれほど大きいのですね。

結局のところ、
むし歯予防で最も大切なのは、
砂糖の摂取頻度のコントロールと歯磨きです。
歯周病予防で最も大切なのは、
歯磨きとプロフェッショナルケアです。

シンプルですね。

これをいかに分かりやすく、取り組みやすくみなさんにご提案するかが
当院の役割なのだと、改めて感じました。

懇親会では、会の間ほぼずーっとお隣に座らせていただいて、
もうネタがないというくらい質問しまくりでした(笑)
スウェーデン・イエテボリ大学の細菌学教授のマンツーマン指導です。
こんな機会、普通ないですね・・・。
チャンスをくださった先生方に感謝してもしきれません。
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写真はただの酔っぱらい二人みたいですが、まぁそれほど打ち解けさせていただけたということで(笑)

休診にさせていただいたことでみなさまにはご迷惑をおかけしましたが、
よりよい医療を提供させていただき、
みなさまのお役に立つように尽力いたします!

ハロウィンイベント!

たけのやま歯科院長の山田です。

10月31日(金)はハロウィンですね!
今年はアナと雪の女王効果もあり、ハロウィンが例年よりも盛り上がっているのだとか。

告知が遅くなってしまいましたが、当院でもハロウィンイベントの開催をいたします!

10月31日(金)にスタッフに「トリック オア トリート!」と言っていただくと、
むし歯にならないお菓子をプレゼントしちゃいます!
さらに、仮装をしてお越しいただいた方には風船もプレゼント!

当日診療のご予約のない方も、まだ当院にいらっしゃったことのない方も、もちろん歓迎です。
ぜひ遊びに来てください!

私も何かコスプレをしたいところですが、
診療に支障のないコスプレって、すごく中途半端になってしまうので断念しました・・・。
ドラキュラは歯並び悪いしなぁ・・・。
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フッ素(フッ化物)の使い方

子どもをむし歯にさせないBLOG第三回
『フッ素(フッ化物)の使い方』

みなさん、歯医者さんでお子さんがむし歯にならないようにしてもらうことといえば、最初に思いつくのはなんですか?

おそらく「フッ素を塗ること」だと思います。
今回はそのフッ素、すなわちフッ化物について書いてみます。

「フッ素」は本来は元素の名前のため、
私たちが普段使用しているのはフッ素の化合物、つまり「フッ化物」です。
でも分かりにくいので一般的には「フッ素」と呼ばれています。

さて、その「フッ素(フッ化物)」はなぜむし歯予防に効果があるのでしょうか。

フッ素(フッ化物)のむし歯予防効果は以下の3つの働きによるもとのいわれています。

1.再石灰化促進(歯にミネラルが戻りやすくする)
2.歯質強化(現在の解釈だと「歯質保護」という方が正しいかもしれません)
3.細菌の酸産生抑制

これらの働きにより、むし歯になりにくくしてくれるのです。

このフッ素(フッ化物)を最も効果的に利用できる方法は、
実は「毎日の歯磨き」なんです。

フッ素(フッ化物)はその濃度も大切ですが、それ以上に使われる頻度が重要です。
フッ素(フッ化物)は塗ったとしても比較的短時間で流れていってしまいますので、
長く歯の表面にとどめてあげることが大事。
現在市販の歯磨き粉のほとんどにはフッ素(フッ化物)が添加されていますので、
その歯磨き粉を、一日の中でなるべく頻繁に使い、お口の中のフッ素(フッ化物)の濃度が高い時間を増やしてあげると効果的です。
そういった意味では歯磨き後のうがいは極力少量の水で少ない回数で行った方がよいですね。

せっかく一日複数回磨くのであれば、歯磨き粉を使って磨くようにしましょう。
歯磨き粉に加えて、フッ化物配合ジェルや洗口剤などの併用も効果的です。
そして、それに加えて定期的に歯医者さんで高濃度のフッ素(フッ化物)を塗布してもらえばバッチリ。
ちなみに、歯が生え始めたらフッ素(フッ化物)塗布は行いますので、
一歳前後のお子さんでもぜひ一度みせにきてくださいね。

さて、最近は、このフッ素(フッ化物)のもつ危険性もよく取り上げられることがあります。
フッ素(フッ化物)も言ってみれば薬ですから、メリットもあればデメリットも持っています。
よく取り上げられるのが、フッ素(フッ化物)の水道水への添加について。
そもそもフッ素(フッ化物)がむし歯予防に効果があると発見されたきっかけは、
飲み水のフッ化物濃度が高い地域の人々にはむし歯が少なかったことから見つかったのだそうです。

ならば、そのフッ化物濃度の高い飲み水を人工的に作ってはどうか。
そう考え、フッ素(フッ化物)を意図的に水道水へ添加している地域があります。
その結果、過剰にフッ素(フッ化物)を摂取した副作用として、
骨が異常に硬くなってしまったり、歯に白い線が現れたりしました。
フッ素(フッ化物)を多量に摂取すると、そういう弊害もあるのです。

ですが、歯磨き粉は本来「飲み込むもの」ではありません。
うがいをして出してしまうものです。
そのため、水道水への添加とはまた意味が違ってきます。
そこを混同し、ひとくちに「フッ素は危険だ!」と言われてしまうことがよくあるのです。

とはいえ、やはりフッ素(フッ化物)はお薬。
メリットとデメリットを天秤にかけ、メリットが上回るときに使用するべきです。

フッ素(フッ化物)による予防効果というのは、
むし歯予防のための一要素でしかありません。
いくらフッ素(フッ化物)を効果的に使用していても、
おやつをだらだら食べたり(前回参照)、歯磨きをきちんとしなければ、
やはりむし歯になってしまいます。

そのため、むし歯になりやすい状態の方はフッ素(フッ化物)を最大限利用して、できることをすべきですが、
別にフッ素(フッ化物)を塗らなくてもむし歯にはならないだろうと思われる方には、わざわざ使わなくてもよいのです。

つまり、その方のリスクに応じて使い方を考えるべきなんですね。

むし歯予防の方法は、フッ素(フッ化物)ひとつではありません。
特に小さなお子様の場合は、一番は「食習慣」であるように思います。
とはいえ、「完璧な食習慣」を目指すのは無理なことが多いですね。
それを補完する意味で、フッ素(フッ化物)を効果的に利用するとよいと思います!

最後に、私がスウェーデンで習った歯磨きの仕方についてご紹介します。

「2+2+2テクニック」

2cmの歯磨き粉をつけて
2回/日
2時間は磨いたあとうがいや飲食を控える

というものです。

スウェーデンの歯磨き粉の裏にも似たようなことが書かれていました。
写真 のコピー
もちろん、1日3回磨いたらもっと効果的です。

ぜひやってみてくださいね!

日本国際歯科大会

たけのやま歯科の山田です。

横浜で開催されました日本国際歯科大会に参加してまいりました!
4年に一度の大会です。
講演者だけでも400名!
参加者は何千人という、とてつもない大会です。

今回はう蝕学、つまりむし歯学の世界的な権威、Nigel Pitts先生も来日され、
とても楽しみにしていました。

講演もバッチリ拝聴しまして、
さらになんと、お世話になっている先生の御厚意でランチもご一緒させていただきました!

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同席されている先生方は日本のう蝕学を牽引されている教授や著名な先生方ばかり。
私のような若造は他にはおりませんでした・・・。

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こんなチャンスはめったにありませんので、
つたない英語ですがたくさん質問をさせていただきました。

再来週は細菌学の権威、グンナー教授の講演に参加してきます。
英語力ももっと高めないと、です。

休診にさせていただくことで皆様にはご不便をおかけしますが、
学んだことを日々の診療に活かしていきたいと思います!

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10月11日、25日休診のお知らせ

たけのやま歯科院長の山田です。

直前のお知らせとなり申し訳ありません。

10月11日(土)は、日本国際歯科大会へ参加するため休診とさせていただきます。
この大会では海外の著名な先生方もたくさん御講演されます。
むし歯予防や歯周病予防で有名な先生も。

10月25日(土)は、スウェーデン・イエテボリ大学のグンナー・ダレン教授の講演会に参加するため休診とさせていただきます。
グンナー教授は細菌学・免疫学の権威です。
私たちが扱う二大疾患のむし歯・歯周病はどちらも細菌が原因です。
その治療・予防を極めるために、もう一度しっかり細菌学・免疫学について学んできます。

ひと月に二度も休診にさせていただくことで皆様にはご迷惑をおかけしてしまいますが、
しっかりと学んで還元させていただきます!
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新メンバー加入!

たけのやま歯科院長の山田です。

たけのやま歯科に新しいスタッフが来てくれました!
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紫色の制服が、歯科衛生士の「渡部優稀(わたなべゆき)」さん。
以前の勤務先での経験を生かし、早くも貴重な戦力になってくれています。
たけのやま歯科での新たな取り組みにも興味を持ってくれていて、
これからさらに楽しみです!

桃色の制服が、歯科助手の「水谷磨依(みずたにまい)」さん。
歯科衛生士の卵です!
衛生士学校で学びながら、当院での診療をサポートしてくれています。
フレッシュな笑顔で院内を明るくしてくれています!

手前味噌ですが、私は本当にスタッフに恵まれていると感じています。
自分たちで考えて行動し、私より先に細かなことに気づいてくれることもしばしば。
院長という、組織のリーダーとしてはまだまだ未熟な私をしっかりとサポートしてくれています。

これからもスタッフのみんなとともに、成長していきたいと思います!